禅の瞑想(めいそう)法で痛みが軽減 健康・美容海外ニュース
十分な訓練を積んだ人であれば、禅の瞑想(めいそう)法によって中等度の痛みに対する感受性が低下することが、カナダの研究者らによって明らかにされた。この瞑想法は仏教に由来する“マインドフルネス瞑想(mindfulness-based practice)”と呼ばれるもので、周りの状況と同様に自身の内面にも注意を向けることが要求される。
健康・美容海外ニュースより
記事では、禅の瞑想法を訓練すれば、鎮痛薬が不要になるわけではないが、痛みなどの症状を、これまで考えられていた以上にコントロールできることが徐々に明らかになってきた、という事です。
マインドフルネス瞑想。
英語でmindfulness-based practice。
mindfulとは“心に留めて忘れない、注意する”
聞いたことありますか。
初めて聞きます。
これはアメリカで始まった瞑想法なんですね。
日本のマインドフルネス心理療法|埼玉メンタル・カウンセリング協会(うつ病治療・自殺予防・自殺防止)
今回の、痛みが軽減するという研究結果、実は3年前にも話題に上っていたことがあったようです。
痛みをマインドフルネスの実践で軽減-腹式呼吸カウンセリング
日本ではまだあまり馴染みがないのかもしれません。
禅の瞑想といって思い出すのは、数息観です。
吐く息を「ひとーつ」「ふた−つ」「みーつ」と数え、息に集中する瞑想法です。
数息観のすすめ
このマインドフルネス瞑想法について触れているブログがありました。
極東ブログ: マインドフルネスとしての仏教
成長日記: マインドフルネス瞑想の科学的研究
そもそもマインドフルネス瞑想ってどんな瞑想なんでしょう。
良さげな方法らしいですが、いったい何なの?
マインドフルネスとは、今現在の感情、思考、呼吸などの身体感覚に意識を集中し、一時的な批評や反応をしないでいるという技術である。
自分の考えをただ開放し「放っておく」のである。
成長日記より
例えば「今、自分は怒っている。これは怒りの感情だ」「今、悲しい。これは悲しみの感情」という風に感情にラベリングする事によって、脳の活動に変化が起きる、という事のようです。(成長日記より)
マインドフルネス瞑想に関する本が2006年から2007年頃にかけて、何冊か出版されています。
マインドフルネス・瞑想・座禅の脳科学と精神療法
10分間瞑想健康法
極東ブログによると、このマインドフルネス瞑想の源は、特に東南アジアで盛んなヴィパッサナー瞑想らしいです。
ヴィパッサナー瞑想 - Wikipedia
この瞑想は、いろいろなやり方があるらしいですが、共通しているのは、
今という瞬間に完全に注意を集中する
この瞑想を実践されている方のブログにも、ラベリングについて書かれいました。
ラベリングの大切さ、そして怒り - 瞑想と精神世界
だんだん話がずれてきました。
最初の健康・美容ニュースに戻りますが、瞑想によって痛みが和らぐ、ありえる話だと思います。
瞑想、瞑想ですね。

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ブログに借用させていただきました。
ありがとうございました。
初めまして。
コメントをありがとうございました。
またお返事が遅くなり、大変失礼いたしました。
画像のご使用をご申告いただき、感謝致します。
お香、癒されますね。