映画「ハゲタカ」
何のために戦うのか。何のために働くのか。
見る気はなかったんですが、このキャッチコピーに惹かれました。
テレビ版のハゲタカは、うちにテレビが無いため、音声で後半の回だけ聞いてます。
テレビ版を知らなくても、映画の背景はよく分かりました。
中国の意向を受けて、日本のトップメーカー、アカマ自動車を手にいれようとする赤いハゲタカ劉一華と、それを阻止しようとするハゲタカ鷲津の一騎うち。
株取り引きって、やった事がないので全くわからないのですが、取引の丁々発止、資金調達のためにドバイまで行って、直談判するところなど、見入ってしまいました。
こんな世界もあるんですね。
アカマの社長役の遠藤憲一、クライマーズ・ハイで、新聞社の編集次長(違ってたらごめんなさい)を演じていて、すごい役者だなぁと思ったのですが、今回の社長役も、エネルギッシュで人をガンガン引っ張る熱血社長が、様になっている。この人には熱い役が似合ってますね。
赤いハゲタカ、玉山鉄ニ。
この人は二枚目なんだけど、テレビ界では今ひとつトップに立ててないような気がしますね。
何でなんだろうな。
山田孝之主演の「手紙」で、囚人の玉山が、漫才を演じる山田に向かって、泣きながら何回も合掌して頭を下げる、最後のシーンが忘れられません。
今回の映画では、中国語、日本語、英語を巧みに使い分ける劉一華を演じています。
劉の最後のシーンは、あれはちょっと安直な気もします。
ハゲタカが、ハゲタカにむし取られる、象徴的なシーンとてしてはうまい演出なのかもしれません。
主役の大森南朋、あまり存じない役者さんでした。
大ブレークですね。
ただ、ハゲタカのイメージが強くなってしまって、ほかの役につきづらいかもしれません。
ラストシーンで鷲津が言った、
世の中には二つの悲劇がある。
ひとつは、金が無い悲劇。
もうひとつは、金が有る悲劇。
ほどほどにしとけって事?
とにかく、見てよかったと思いました。
| 面白かった | ★★★★★★★ |
|---|---|
| 感動した | ★★ |
| 見て良かった | ★★★★★★ |
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