2009年10月19日

棒杭市(ぼっくいいち) 人の善意で成り立つ無人の市場

ちょっと前のNHKラジオの地域ニュースで、棒杭市のことが取り上げられていました。

何でも、お店に店番がいないそうで、買いにきたお客は、店内にあるザルにお金を入れる仕組みだそう。
名君と言われた上杉鷹山の米沢藩で、こんな市場が成り立っていたとのことで、今の世の中では考えられない仕組みですね。

2年前の米沢市のH.Pに棒杭市(ぼっくいいち)のページがありました。

米沢市公式ホームページ〜豊かさとやすらぎ 共に創りあげる ときめきの米沢〜

やはり2年前になりますが、その時の様子が載っているページです。

「棒杭市」開催状況

写真が載っていますが、写っているひとはみんな買い物客なんですね。
店員は一人もいない。

上のページの下に、収入の状況が出ています。
入金率は96%。

ほとんどの人が、無人のお店できちんとお金を払っています。
物を買ったら、代金を払う。
あたり前の事なんですが、それが無人のお店でもできている。

すごいなと思います。
ただ思ったのは、この市は当然ですが市場形式で、店に壁がなく、周りには他の買い物客が同じように商品を物色している状況です。
金を払わずに持っていったら、他の買い物客が見ているかもしれない。
お互いがお互いを見ている状況では、買い物客が、店番のような役割をしているのかもしれないと思いました。

今年の様子はこちらのブログに載っています。
棒杭市(ぼっくいいち) - ”くびきの”から情報発信! 上越市の独身サラリーマン「みやっち」のひとりごと

NHKラジオによると、今年の入金率も、90%以上だったそうです。

上杉鷹山が治めた時代、人の善意を信じて商売して、それが商売としてしっかり成り立ったというのは、鷹山の政治が素晴らしかったのかもしれませんし、米沢の人々の倫理観が高かったのかもしれませんね。

倫理観が高かったという事で似たような話に、インカ帝国のマチュピチュでは、家の玄関にかぎが付いていなかったんだが、泥棒による窃盗が全くなかったというのがあります。

例えば今、コンビニの店員がいなくなって、買った代金を入れる箱だけが置いてあったら?

棒杭市のような入金率は、果たしてどうなんでしょうか。



いろいろ考えさせられる市ですね。






posted by hyg-27 at 12:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記帳  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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