2010年08月24日

インセプションと夢見

先週、久しぶりに映画を見ました。

インセプション。

ネットでもいろいろ書き込まれてるようですね。

感想など、そういったものを全く読まず、知識ゼロで見ました。映画『インセプション』オフィシャルサイト


原題: Inception
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス、クリストファー・ノーラン
製作総指揮:クリス・ブリガム
製作国:2010年アメリカ映画
上映時間:148分
出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レビット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、トム・ハーディ他

これは面白い。

いや、本当に面白かったですよ。

ディカプリオは「シャッターアイランド」「レボルーショナリーロード」など、最近、こういう役が多いような気がします。

この映画は夢と現実を取り上げていて、その割合は、夢7対現実3ぐらいでしょうか。



他人の夢に進入して、その人の記憶を盗んだり、逆に偽の記憶・考え方を植えつけたりする。


突拍子もないアイデアです。


この映画を見て大絶賛してる方もいれば、「ストーリー的におかしい」とか「話についていけない」「意味がよく分からない」といった感想が多いかもしれません。


自分は楽しめた方です。


この映画、夢、夢を扱っています。


ディカプリオや、渡辺謙は夢の中で、「これは夢だ」と夢である事を自覚しています。


夢の中で、「これは夢だ」と自覚する夢を、明晰夢というそうです。


たぶん、この映画の影響で明晰夢、自覚夢につての書き込みもたくさんあるのではないでしょうか。


「明晰夢」でググと、明晰夢を見る方法など、いろいろ出てきます。


ここからは、映画とは関係ない、夢の話です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


昔、20年ぐらい前、気功がブームになった時代がありました。

そのブームの火つけ役のひとりが、高藤聡一郎という方でした。


この方の著書の中に『あなたを変える夢見術入門』(山梨賢一共著) というのがあります。


この本のなかで、

高藤氏は仙道の修行を積むうちに、副次的な結果として、明晰夢を見ることができるようになったと述べています。


彼が最初によく見た夢は、自分が空を飛んでいる夢だったそうです。

その次に、墓場の夢や、女性と付き合っている夢を見たそう。

本の記述によれば、こういう夢を多く見るようになったのは、
仙道の修行を積んで気(生命エネルギー)が常人よりはるかに強くなった結果だとの事。

つまり、生死に関連した場所、出来事として、墓場や女性との交接の夢を見るんだと。


映画インセプションでは、夢の多重構造を基に話が進んでいきます。

実は高藤氏の夢見でも、同じように、二重、三重の夢を見たことがあるそう。

最高はたしか、5重構造までいったんではないか。

『あなたを変える夢見術入門』を廃棄してしまったので、断定はできないのですが、そんな事が書かれていました。



高藤氏の言葉によると、

夢の中では、何でも自分の思いとおりになるそうです。


絶世の美女とつきあったり、空を飛んだり。

夢の中で、自分が創造したものがその通りに現われるそうです。

このあたりは、インセプションの内容と同じで、


映画を見ていて、

「この内容、どっかで知ってるな」と感じ、

それで昔に読んだこの本の内容を思い出した次第です。



高藤氏は、それなりの夢見をするためには、


毎日、規則正しい生活をして、睡眠は8時間以上とるのが良いと書いています。


ただ、氏はある時期、あまりに夢の世界がすばらしすぎて、

現実の世界に戻るのがいやになった事もあったそうです。



このあたりも、インセプションの話に似ています。


氏は夢日記については、「やらない方がよい」と薦めていませんでした。



氏は、やはり80〜90年代にかけてブームだったカルロス・カスタネダの「呪術師」シリーズについても触れていました。


カスタネダの本の中で、呪術師ドンファンは夢見術を語っています。


彼によると、


夢見の第一歩は、

まず、「夢の中で自分の手を見ること」なんだそうです。


自分も昔、夢見に挑戦していた頃、

手を見ようとしましたが、結局できませんでした。


この、手を見る訓練は、今の明晰夢の訓練にも使われてるようです。


明晰夢を見る方法



インセプションを見ていて、


こういった、若い頃に挑戦していた夢見のことを思い出したわけです。





また、話はちょっとずれますが、夢の中で大発見、大発明のヒントを授かったという話もあります。

湯川秀樹博士の「中間子理論」も夢がヒントに - 潜在意識による夢活用法




夢、毎日見ていたりするわけですが、


インセプション見て、あらためて、夢の不思議について考えたところです。



映画のラスト、


またいろいろ考えさせる終わり方になっていて、


うーん、、、どっちなんだろう。。。


と、見る人は思うような終わり方ですね。


シャッターアイランドの終わり方といい、

ディカプリオ、本当に個性派俳優の域に入ってきたんではないでしょうか。






た感想(ちょい甘め)
項目指数(星の数が10が最高)
ストーリー展開
面白かった
感動した
見て良かった






以下は蛇足です。

書こうかどうか迷いましたが、勢いで書いてみます。


上に紹介した夢見の高藤聡一郎氏に仙道を習っていたことがありました。



70年代後半、台湾放浪の末、仙道を身につけた氏は、大陸書房から、

「仙人になる法」や「仙人入門」を出していました。



仙人になる法を読んで感銘を受けた自分は、氏に手紙を出しました。

今では考えられないことですが、著者である氏から返信の手紙が届いたんですね。

その中で小規模な講習会を開いている事、2〜3時間、座って無念無想になることができないと、気は発生しないという事が書かれていたと覚えています。

当時、足立区の竹ノ塚の都営アパートに住んでいた高藤氏は、自宅で一回に4〜5人ずつの仙道の講習会を開き、仙道を教えていました。

その手紙をもらって、自分も講習を受けに行ったわけです。

今から30年ほど前の話です。


たしか2回ぐらい行ったでしょうか。

その時のことで今でも鮮明に覚えているのは、気を体感したことです。

「手をだして」高藤氏がそう言い、手の平を差し出すと、
氏はその手に自分の手を近づけました。


すると、自分の手の平の中心部に、ピリピリっと、何かの感覚がたしかに感じられたことを、覚えています。

あれは高藤氏の発した気だったのだろうと、30年経った今でも信じています。

20代から30代の前半にかけて、氏の主宰する「中国仙道練気功の会」に断続的に参加して、

気功や仙道を習ったのですが、結局、ものになりませんでした。



ただ、手を振る「スワイショウ」や、「站樁」は今でも時々やっています。

スワイショウは肩こり、目の疲れなどに効果があり、站樁は免疫力を高めるということです。


高藤氏と、高弟の小林氏、10年ほど前に、周囲に「そろそろ消えるか」と言って、
その通り、行方が分からなくなっているそう。

誰も二人の消息を知らないということらしい。




今はブームも去った気功、仙道、
仙道の最終目標は、自分の肉体を気(エネルギー)に変え、不老不死になること。


高藤氏は、小周天(陽気を丹田に発生させ、それを尾骨→背中→頭頂→顔→胸→丹田と一周させる)や、全身周天(小周天で巡った気を、手、足など、全身に流す)を経て、最後の大周天(丹田で発生させた陽気を背骨から一気に頭頂まで上げる。ヨガのクンダリニーと、ほぼ同じだと思われる)まで極めたと、本人が申告されています。

本当に「気」そのものになって、肉体が無くなってしまったのか(還虚)、それともどこか、外国の人里離れたところで、弟子と二人で隠遁生活をされているだけなのか。


にわかには信じられない話だとは思います。

高藤氏のことをちょっと触れたついでに、書かせていただきました。






















タグ: 洋画
posted by hyg-27 at 15:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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